こんにちは☺大津市広報課です!
皆さん、『成瀬は天下を取りにいく』はもう読まれましたか?
2024年に本屋大賞を受賞し、その後も『成瀬は信じた道をいく』『成瀬は都を駆け抜ける』と続く、大津市在住の宮島未奈先生が書かれた大人気小説です📕
大津市職員として、読み進めるたびに作中に登場するおなじみの場所がリアルに目に浮かび、まるで日常に「成瀬」がそっと紛れ込んでいるような不思議な気持ちになります☺️

そんな「成瀬」がついに舞台になります✨
この夏、舞台『成瀬は天下を取りにいく』が7月4日の東京公演を皮切りに、京都、そしてここ、滋賀・大津で上演されます✨
大津市民会館でのチケットはすぐに売り切れるなど、今、とっても大注目の舞台なんです!!

山下美月さんが大津へ初訪問!🚄
先月6月22日(月)には、舞台の取材会が大津市内で行われ、主演で「成瀬あかり」役の山下美月さんがお越しくださいました!
「成瀬」といえば、でお馴染みの西武ライオンズのユニフォーム姿でご登場!

新幹線で駆けつけてくださったそうで、この日が初の滋賀訪問とのこと❗️
(実は、西武ライオンズのユニフォームの姿を見て、それだけでテンションがあがったのですが、地元民としては、衣裳紹介動画に映っていた、「膳所高校の制服」や「びわ湖大津観光大使の制服」などが舞台で登場すると聞いて、さらに激アツです🔥)
舞台にかける思いをたっぷりレポート🎤
取材会では、山下さんに舞台にかける思いや、「成瀬」という役について、そして滋賀・大津の印象についてたくさんお話しをしていただきました。
その内容を、ほぼノーカットでお届けします…!(ほぼ^^;)
舞台に挑戦する心構えを教えてください!
20代になってから初めて舞台に立つので、緊張やプレッシャーがありますが、『成瀬は天下を取りにいく』の原作がとても面白く、主人公の成瀬あかりの格好良さに私自身が惚れてしまったので、この作品だったら舞台に挑戦したいという気持ちで日々稽古を頑張っています。今から本番を楽しみにしています。
「成瀬」という役について
成瀬は何でもできる女の子ですし、格好良くて凛としていて、みんなが憧れてしまうような子なので、そんな存在感のある主人公を自分自身ができるのかなというところから始まりましたが、それでも、他の人にこの役を譲りたくないという気持ちが芽生えたので、やる気満々でオファーを受けさせていただきました。
山下さんは、「成瀬」をどのように捉えていますか
成瀬は頭も良くて、運動神経も良くて、歌や絵も上手な「何でもできる女の子」ではありますが、完璧な女の子かと言われると、それはちょっと違うような気がしています。もちろん人間らしい部分もあったり、中学生・高校生らしい未熟さのような部分もあったりと、そういった垣間見える人間性が成瀬の好きなポイントです。
みんなが笑っている中で無表情だったり、印象的な「成瀬」の表情について、どのように演じられますか
成瀬は一見クールで強い女の子と思われると思いますが、自分の中の解釈としては、「クール」という感じではないのかなって思っています。やっぱり、感情は人間なので絶対に動きますし、島崎が東京に行ってしまうエピソードでも描かれているように、すごく人間らしい部分をたくさん持っていて、そこが普段ちょっと何を考えているかわからないような天才的な少女の部分と、人間として心がすっと抜けてしまう瞬間と、いろんな表情を見せてくれる子だと思うので、演出家のG2さんとも無表情のようなことはやりたくない、ちゃんと心が動く描写をつけていきたいという話をずっと重ねています。

舞台の稽古をしているなかで、仕草や言動などが、山下さんにうつったりしていますか
舞台上で歩き方や、足の開き方、座り方、胸の開き方、手の動き、速度などは、成瀬が結構独特というか、成瀬らしい動きをしているので、稽古初日の本読みの時点からすごく気をつけてやっていたので、家に帰ってからも、ふとそうなってしまうことはありますね(笑)
「成瀬」と「山下さん」の共通項はありますか
稽古が始まって1カ月弱、毎日成瀬と向き合っていく中で、あまり共通点が見つからないので、ゼロから作り上げていっている感覚です。
成瀬の考え方に影響されて自分自身の考えが変わった部分はすごくあります。成瀬が「いろんなことに挑戦する、自分がやりたいと思った気持ちに嘘をつかずにとりあえずやってみる。それがダメだったとしても、それはひとつの経験としてちゃんと肥やしになるから無駄じゃないんだよ。」と語るシーンがあるのですが、もともとすごく失敗を気にしてしまったり、間違えないようにちゃんとやらなきゃという気持ちが強いタイプで私自身にない考えだったので、成瀬の“失敗してもたくさん種をまいたほうがいい”という考え方に影響を受けて、自分が成瀬に近づいているような感覚です。
これからチャレンジしてみたいことはありますか
今、劇中で成瀬の特技のけん玉を舞台でも披露するかもしれないので、練習を毎日しているのですが、先生に教えていただきながらいろんな技ができるようになってきたので、舞台が終わったらけん玉検定とかに挑戦してみたいなと思っています。
作者の宮島未奈さんとはお会いされましたか?何かお話されたことはありますか
ちょうど先ほど、初めてお会いさせていただき、実際にお会いすることができてとても嬉しかったですし、この原作を読んでくださっているファンの皆さんに楽しんでいただくことももちろんですが、何より先生に首を縦に振っていただけるようなものを作りたいという気持ちで、私はもちろんキャストもスタッフも含めてやっているので、先生の思いをちゃんと受け取って、それを丁寧に舞台上で出せるようにしたいなという気持ちがより一層深まりました。
先生に舞台の中で、「こうしてほしくない」ということがないかな、という不安もあったんですが、先ほど聞いたら「自由にやっていただいていいですよ」という優しいお言葉をいただけたので、「自分の思う成瀬をちゃんと作り上げます」という宣言を先生の前でさせていただきました!

滋賀県に来られたことはありましたか?イメージや実際に訪れてみて、どのような印象を持たれましたか?
実は、滋賀県に来るのは今日が初めてです。今、びわ湖を目の前にして、こうして仕事ができているので、作品との出会いがなければ滋賀県に来ることもなかったかもしれないですし、この滋賀県との私の出会いは成瀬が繋いでくれた一つの縁だと思っているので、第2の故郷のような気持ちを感じています。
稽古中に滋賀県の観光スポットや名産品などを成瀬が紹介し、人に勧める描写が何回も出てくるので、私自身が滋賀県や大津に関する知識がちゃんとないと説得力がないなと思って、マップを見て「ここにこれがあるんだな」とか「成瀬はこうやって歩いてこの場所に行っていたのかな」というイメージを膨らませたり、自分自身で色々と調べていたので、今回初めて来ることができて感無量です。
演じるために知らない土地を知っていく中で、滋賀のイメージや山下さんの中での距離感について教えてください
今まで大阪や京都に仕事に行かせていただくことが多かったんですが、滋賀はすごく自然豊かでびわ湖もありますし、ミシガンクルーズがあったりとか、成瀬の話の中でも、そういう観光名所がきっかけで誰かと誰かの縁がつながるっていうエピソードがたくさん出てきます。
馬場児童公園やおおつ光ルくんとかも、もうすごく愛着が湧いて、成瀬がはっきりと真っ直ぐに「ここはこういう場所なんだ」「びわ湖は河川法上では一級河川なんだ」「一番深いところは水深104メートルなんだ」という話をしているのが、自分の中で気持ちいいので、人も温かいし、景色も温かい場所だなと思っています。
(↑山下さんとおおつ光ルくんのツー(スリー?)ショット📷!なんだか、おおつ光ルくんもいつもより嬉しそうに見えますね…。羨ましい)
見てみたいなと思う場所はありますか?
個人的には、原作の中で「呉間言実(くれまことみ)」という役が出てくるフレンドマートのエピソードが大好きなので、フレンドマートに行ってみたいなと思っています。
滋賀県での公演にかける思いを教えてください
滋賀県の魅力がギュッと詰まった舞台になっていて、劇場に入った瞬間に「おっ」となっていただけるような仕掛けやセットなど、すごく楽しく見られるものになっていると思います。
地元の方には「小さい頃から見ていたあの場所だ」「食べてたあの食べ物だ」というところも、楽しんでいただきたいです。大津以外にも、東京と京都でも公演があるので、滋賀の魅力をたくさん伝えられるように頑張りたいと思っています。
ミシガンの前でフォトセッション

取材会を終えた山下さんは、びわ湖とミシガンの前の最高のロケーションでフォトセッションに応じられました📷
“ゼゼカラ”ポーズをびしっと決めてくださいました!

ミシガンの前まで歩いて来られるその姿は、まさに成瀬がそこにいるようでした。
取材会でお話されていたように、歩き方ひとつについても「成瀬」になるよう演じられているのだな…と素人ながら感動しました。
その後は、ミシガンに乗船され、操舵見学室の前で記念撮影もされていました🚢

最後に…
山下さんの舞台にかける意気込みや、成瀬への愛情が伝わるお話を伺い、ますます舞台『成瀬は天下を取りにいく』が楽しみになりました。
大津・膳所のスポットの名前がスラスラと出てくる姿を見て、まるで山下さんも「成瀬」と同じように大津で過ごしていたかのように感じられ、とても嬉しくなりました!
東京公演がいよいよ開幕しました!🎊
舞台の最後を締めくくるのは、大津市民会館での滋賀公演です。東京と京都の公演を駆け抜け、再び大津へ帰ってこられる日を楽しみに待っています。

成瀬とともに、この夏を駆け抜ける山下美月さんを、全力で応援しています✨
舞台「成瀬は天下を取りにいく」
開催日程・会場
7月4日(土)~12日(日)
東京都 サンシャイン劇場
7月16日(木)~26日(日)
京都府 南座
7月28日(火)・29日(水)
滋賀県 大津市民会館
スタッフ
原作:宮島未奈(新潮文庫「成瀬は天下を取りにいく」、新潮社「成瀬は信じた道をいく」)
脚本・演出:G2
出演
山下美月 / 藤野涼子 / 山﨑静代 / ISSEI / 天宮良 / 田畑智子 / 明星真由美 / 千賀由紀子 / 櫻井淳子 / 小林大介 / 黒田篤臣 / アサヌマ理紗 / 青山美郷 / 中川大喜 / 段隆作 / 中村守里




