大津市の約54パーセントを占める森林は、生物多様性を保全し、土砂災害を防いだりするだけでなく、二酸化炭素を吸収することで地球温暖化防止にも大きな役割を果たしています。
こうした森林を守るためには、必要な手入れを行うだけでなく、木材を積極的に利用することが求められています。

これまでから森林資源の循環利用を図るため県産材による公共施設の整備などに取り組んでいるところですが、このたび「リサイクルセンター木戸」を改修し、木工職人の作業を見学できるようにするなど、従来の3R※に加えて身近に木の魅力に触れ、くらしに取り入れていただく啓発の拠点としてリニューアルしました。
「木戸さすてなプラザ」と名称も新たにオープンした当日は、重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)、宮本貞治先生の講演が行われ、「木は使い方次第で五十年も、百年も形を保ち続ける」と木の持つ価値や資源を無駄なく生かす大切さを伝えてくださいました。また、地元の児童クラブの子ども達が、ヒノキのかんなくずを使って制作した作品を通して、豊かな感性と創造力を育む「木育」の可能性も実感しました。

今後とも、持続可能な社会の実現に向けて、さまざまな地域資源を活かした取り組みを進めてまいります。
※3R…Reduce(リデュース/ごみの発生抑制)・Reuse(リユース/再使用)・Recycle(リサイクル/再資源化)の総称。




