大津市防犯協会の通常総会が開催され、青色回転灯を装備した車によるパトロールや子どもの見守りなど地域で長年、防犯活動にご尽力をいただいた皆さまを表彰し、感謝の気持ちをお伝えしました。

本市の刑法犯認知件数は、令和2年に昭和34年以降で最少となったものの、令和3年からは増加に転じ、令和6年は1966件に上っています。
先日も、かつて設立に携わった地元の自主防犯活動団体の会合に出席しましたが、見知らぬ人がインターホンを鳴らすので、不安になって警察に通報した人がいるといったお話を伺い、体感治安の悪化を実感したところです。
特に、特殊詐欺は巧妙化、多様化しており、最近も市内の高齢者が警察官や検察官を名乗る男らから高額の現金をだまし取られる「ニセ警察詐欺」の被害が相次ぎました。
本市としてもホームページに生活安全ポータルサイトを開設し、SNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺の手口を紹介するなどして注意を呼び掛けていますが、これまで以上に地域、警察、行政が一丸となって対応していく必要があると考えております。
皆さまも身近な人が被害に遭わないように、地域における犯罪を未然に防ぐ取り組みにご協力をお願い申し上げます。