こども・若者の幸せな未来を築くためには、当事者であるこども・若者の意見を聴き、反映させていくことが大切です。
市では、こども・若者が自由に、安心して思いを伝えることができるよう、さまざまな手段で意見を聴く取り組みを進めています。
対面で意見を交流!
おおつみらいミーティング
市が取り組むこども・若者施策の当事者である高校生の意見を聴き、対話をしながら、より良い施策を一緒に作っていくことを目的に意見交流会を開催しました。
①絵を使った「伝言ゲーム」を行い、緊張感がほぐれ話しやすい雰囲気になったところで交流会スタート!
②市から、意見交流会の目的や、こどもの権利について説明。
③「自分らしく安心して生活するために必要なこと」「自分たちの意見を表明するために必要なこと」について、大学生サポーターが進行と記録を担当し、高校生同士でディスカッション。
④各グループからの発表では、「高校生にとって、大学生は気軽に相談できる存在であると感じた」「高校生が気軽に集える場所が不足している」「意見を表明する場としては、直接対話ができる方がいい」などさまざまな意見が出ました。
参加者の声
高校生同士で真剣に語り合う、貴重な体験ができました。(参加者Aさん)
自分が思っている本音を他の人たちに言う機会があまりなかったので、こういう場があるのはとてもありがたいと感じました。(参加者Bさん)
いろいろな学校の人と一度に交流できる機会はなかなかないので、幅広い意見に触れることができ、とても勉強になりました。このような意見交換する場が増えたら嬉しいです。(参加者Cさん)
市の計画を知り、考える
こどもパブリックコメント
パブリックコメントは、計画などを作るときに多くの人たちの意見を聴くための制度です。「こども・若者支援計画」の策定に向けて、こどもにも分かりやすい表現やイラストを用いた計画案を公開し、意見を募集します。
対象/市内在住・在学の小学生、中学生世代
※詳細は市ホームページへ。(来年1月頃公開予定)
SNSで意見を伝える
LINEオープンチャット
気軽に参加でき、テーマに対して自由に意見を伝えることができます。同世代の意見を知る機会にもなります。
対象/市内在住・在学の高校生・大学生世代のこども・若者(おおむね29歳まで)
詳細は市ホームページへ
若者にアンケートをしました
1:国や市に対して自分の意見を伝えたいか
2:国や市に対して自分の意見を伝えたいと思わない理由
3:意見が伝えやすいと思う方法
※「次期大津市子ども・若者支援計画策定のためのアンケート(令和5年度実施)」の結果から抜粋。
詳細は市ホームページへ
ここがポイント!
Q.なぜこども・若者の意見が聴きたいの?
こども・若者の皆さんにとって最も良いことは何かを考えるには、当事者からの意見が何よりも大切だと考えているからです。市では「こども基本法」の「こどもの意見が尊重されること」という理念に沿って、さまざまな取り組みを進めています。
Q.難しくてよく分からない…
分からないから意見を言えないということにならないように、市では、分かりやすい資料を作成して公開したり、SNSなどを活用して気軽に意見を言える場を設けたりすることで意見を言いやすくなるよう工夫していますので、皆さんの率直な意見を聴かせてください。
Q.意見を伝えたらどうなるの?
皆さんの意見を市でどのように考え、「できる」・「できない」を判断したのかをしっかりお答えしていくことが大切だと考えています。お聴きした意見を通して、皆さんの考えや希望を知り、まちづくりに生かしたいと思っています。
知っていますか?「こどもの権利」
全てのこどもは生まれた時から心身共に健やかに育つことや暴力から守られることなどの権利を持っています。かけがえのない大切な存在として、安心して過ごすことができるように、一人一人の権利が守られなければなりません。
子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)はこちら
こども基本法はこちら