大津市のお金の使い方を皆さんに知っていただくため、令和6年度の決算状況をお知らせします。
大津市の令和6年度の実質収支額は27.9億円となり、47年連続の黒字決算となりました。
大津市総合計画の第2期実行計画の最終年度である令和6年度は、「夢があふれるまち大津」の実現に向け、5つのリーディングプロジェクトを着実に進めるとともに、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025の開催を控えたリハーサル大会やまちのにぎわいづくり、市民の皆さんの生活を支えるための施策を行いました。

歳入
1,469億956万円
前年度に比べ82億7,174万円(+6.0%)の増額
歳入の中心である市税は、法人市民税や固定資産税の増加があったものの、定額減税の影響で個人市民税が減少し、前年度をやや下回る528.2億円となりました。
一方、定額減税に伴う減収分の補填のための国からの地方特例交付金や、物価上昇等を反映して地方交付税や地方消費税交付金が増加したため、歳入全体では前年度から82.7億円増加しました。
歳出
1,439億3,290万円
前年度に比べ84億6,474万円(+6.2%)の増額
民生費 673億6,012万円(46.8%)
●高校生世代への医療費助成制度の拡充
●児童手当や児童扶養手当の拡充
●後期高齢者医療制度加入者向け健康診査の充実

総務費 209億2,819万円(14.5%)
●わたSHIGA輝く国スポ・障スポ大会関連経費

●自治体情報システムの標準化対応
●坂本城跡の保存・活用事業
教育費 166億3,836万円(11.6%)
●学校施設の長寿命化改良・トイレ改修事業
●中学校体育館の空調設備設置事業
●教育支援ルーム「ウイング」の拡充

衛生費 112億8,097万円(7.8%)
●妊婦健康診査の無料化・産婦健康診査の助成
●新型コロナウイルスワクチン定期接種費用の助成
●北部クリーンセンターの解体工事

土木費 104億2,047万円(7.2%)
公債費 102億9,750万円(7.2%)
消防費ほか 70億729万円(4.9%)
その他
●大河ドラマ「光る君へ」関連事業
●大津湖岸なぎさ公園市民プラザ再整備事業
●中消防署移転新築事業
物価高騰対策
●定額減税調整給付金支給事業
●物価高騰対策緊急支援給付金支給事業
●福祉・介護施設等への食料品価格高騰対策支援
市の財政は健全です!

市の財政状況をはかる4つの指標(健全化判断比率)は、財政の悪化の度合いを示す「早期健全化基準」を大きく下回っており、大津市の財政が健全な水準であることを示しています。
今後も健全な財政運営に努めていきます。
大津市
◯実質赤字比率(一般会計等の赤字の程度)
赤字は発生していません
早期健全化基準11.25%
財政再生基準20%
◯連結実質赤字比率(市全体としての赤字の程度)
赤字は発生していません
早期健全化基準16.25%
財政再生基準30%
◯実質公債費比率(借入金の返済額の割合)
▲0.4%
早期健全化基準25%
財政再生基準35%
◯将来負担比率(負債が財政を圧迫する可能性)
将来負担比率は発生していません
早期健全化基準350%
市ホームページ(市の「家計簿」を公開します-令和6年度決算-)でも解説しています




