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【特集】レガシーを力に!2026年午年も未来へ駆け抜けよう

スポーツ
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昨年、大津で生まれた文化の輝き、歴史の重み、熱いスポーツの感動。
これらは全て、私たちが未来へ駆け抜けるための大きな力、「レガシー(遺産)」です。

今月号の特集では、その活力あふれるレガシーを活かして、大津をもっと盛り上げるヒントを探ります。

希望を乗せて走る午のように、力強く前進する一年になりますように。

自然と暮らすまち

びわ湖や比良・比叡の山並み等の豊かな自然に囲まれた大津。
その魅力を最大限に生かして、たくさんの人が訪れ、憩い、巡りたくなるようなまちづくりを進めます。

なぎさ公園が話題のエリアに

びわ湖の玄関口である大津港に、「BIWAKO」モニュメントが登場。
青いびわ湖と空を背景に“映え写真”が撮れると話題のフォトスポットに。


昨春には、市民プラザエリアにLAGO 大津がオープン。自然を感じながら、お菓子が楽しめる大津の新しいランドマークとして、市内外から注目を集めています。

道の駅「妹子の郷」が10周年

湖西道路の和邇ICに隣接する道の駅「妹子の郷」が、10周年を迎えました。遣隋使・小野妹子の出生地という伝承にちなんで名づけられました。防災機能が強化された「防災道の駅」にも指定されています。

文学を育むまち

多くの文学者に愛され、数々の作品の舞台になってきた大津。生涯にわたって文学に親しめるまちを目指して、文学にまつわる資源を生かし、文学活動の新たな担い手を応援します。

びわ湖大津館が映画「国宝」のロケ地に

びわ湖大津館が、映画『国宝』のロケ地に採用され、大きな話題に。同館は1934(昭和9)年に「湖国の迎賓館」として建てられた旧琵琶湖ホテルを保存・活用した歴史文化施設です。設計者が東京歌舞伎座と同じであったことから劇中の歌舞伎劇場「日乃本座」の外観やロビー稽古のシーンとして登場。ファンによる聖地巡礼も増加し、「映画のレガシー」が新たなにぎわいを呼んでいます。

湖都の葉マルシェを初開催

なぎさ公園をメイン会場に開催。自費出版物・ZINEの販売やワークショップ、朗読会など様々なコンテンツを通じて、文学好きの方々はもちろん、親子連れなど、多くの方々が文学に親しみ、楽しむ場となりました。

湖都の葉マルシェの一日を体験!

秋晴れの爽やかな空の下開催され、多くの方でにぎわった湖都の葉マルシェ📗
当日の雰囲気が味わえる、ショート動画を公開しました!
文学に染まる一日の空気感を体験してみませんか?

気になる動画はこちら(大津市役所YouTube)

歴史と生きるまち

世界遺産や国宝などたくさんの歴史文化遺産がある大津。豊かな文化財の魅力を多くの人に知ってもらい、未来の世代へ大切に引き継いでいきます。

大津祭の曳山行事がユネスコ無形文化遺産に

大津祭の曳山行事が、全国の「山・鉾・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産への登録を勧告されたと発表されました。大津の伝統行事が世界的に評価されました。

坂本城跡が国指定史跡に

令和5年度の発掘調査で、長さ30m超の石垣を持つ堀等が発見され、坂本城跡が国の史跡に指定。「幻の城」と言われてきた坂本城の歴史的な価値と重要性が認められました。

琵琶湖疏水施設が国宝・重要文化財に

近代土木構造物で初の国宝指定で、市内10件目の国宝建造物です。この施設を活かしたびわ湖疏水船は、びわ湖と京都を結び桜や紅葉など季節の景色が楽しめる人気の観光船です。

\デジタル化も前進!/
「ポケットおおつ」リリース

大津市のデジタルサービスがぎゅっと1つのアプリに。
防災情報などへ簡単にアクセスできるようになりました。

詳細は市ホームページ

わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025

スポーツで輝くまち

国スポ・障スポを契機に、スポーツへの関心と熱意が高まった大津。今後も「する・みる・ささえる」といった多様な機会を創り出し、スポーツが身近に感じられるまちづくりを進めます。

大会に関わったみんなが主役に

市内では国スポ16競技、障スポ3競技を開催。熱戦を繰り広げる選手の姿にいくつもの感動のストーリーが生まれました。

支えるチームスタッフ、家族や職場、熱い声援を送った観覧者、運営に携わったボランティアやふるまいを行った地域の方々、歓迎装飾のデザインに携わった学生など、国スポ・障スポに関わった全ての皆さんが主役になりました。

重圧を越え、掴んだ20年の集大成

カヌー

ワイルドウォーター
カヤックシングル1500m優勝
カヤックシングルスプリント準優勝

奥田 翔悟 選手

優勝が決まった瞬間、一番に込み上げたのは喜びよりも安堵感でした。長年の期待とプレッシャーからようやく解放されました。

ここまでこられたのは、練習時間を確保してくれた職場、同じ選手としてサポートしてくれた妻、多くの方に助けてもらったおかげです。

今大会もレース終盤の一番しんどいところで、観戦に来てくれた大石小学校の子どもたちの声援に背中を押してもらいました。

高校の部活でカヌーに出会って20年以上。スプリントから怪我を機に転向したワイルドウォーターでは、変化する川の流れの中で最適なラインを探し出す楽しさに魅了されました。

今大会での引退を決めましたが、カヌーはまだマイナー競技。次世代を担う選手を育てていく必要があります。自分自身、今後もカヌーを楽しみながら、他の選手たちとともに未来を創っていければ理想的ですね。

10年越しの再挑戦!目指すは2028年のパラリンピック

陸上競技

ジャベリックスロー(1部)優勝
砲丸投げ(1部)準優勝
いずれも大会新記録

西村 艇兵 選手

高校時代に円盤投げをしていましたが、10年のブランクを経て、昨年29歳で競技を本格再開。ジャベリックスローを始めました。今後は砲丸投げに力を入れて、2028年パラリンピックを目指したいと思っています。砲丸投げは、重い球をどこまで遠くに飛ばせるかのシンプルな競技。たった数秒の投てきに、日々の練習や選手の思いが全部詰まっているところに魅力を感じます。

理学療法士として培った解剖学や運動学の知識をフル活用し、投てき動作の問題点を分析。トップ選手の指導と融合させ、競技に励んでいます。目標に向けて今は順調ですが、この先もくじけずどこまで努力できるかどうかが課題ですね。

障害者スポーツの認知度はまだまだ低いけれど、障害のある人たちが、それぞれどう最大限のパフォーマンスを引き出しているかを見てほしいし、そこから何かを受け取ってもらえたらいいなと思います。

\在住・在学など大津ゆかりの優勝選手を紹介します/

※順不同、敬称略。

国スポ

カヌー

奥田 翔悟
▶ワイルドウォーター カヤックシングル1500m(成年男子)

神田 仁湖
▶スプリント カヤックシングル500m(少年女子)

アーチェリー

佐々木 心音、月原 花音
▶(少年女子)

剣道

高田 秀晃、杉野 翔耶、大城戸 正勝、竹本 航洋、堀 正人
▶(成年男子)

和田 美咲、前田 早弥香
▶(成年女子)

バドミントン

西川 裕次郎
▶(成年男子)

ライフル射撃

村田 薫美
▶10mエア・ライフルミックス(MIX成年)

フェンシング

江村 凌平、中力 亮
▶サーブル(成年男子)

中村 優里、稲山 友梨
▶エペ(成年女子)

柔道

大井 彩蓮、森田 七海、林 桃
▶(女子)

体操(トランポリン)

宮野 隼人
▶(男子)

馬術

池添 桃花
▶自由演技馬場馬術(少年)

テニス

阿部 宏美、山﨑 郁美
▶(成年女子)

ローイング

村上 裕仁、志賀 巧、福田 将、江本 拓斗
▶舵手つきフォア(成年男子)

島田 ひとみ
▶ダブルスカル(少年女子)

障スポ

フライングディスク

沖中 律雄
▶アキュラシーディスリート・ファイブ(2部)
▶ディスタンスメンズ・スタンディング(2部)

藤井 健太
▶アキュラシーディスリート・セブン(少年)
▶ディスタンスメンズ・スタンディング(少年)

アーチェリー

中野 政幸
▶リカーブ30mダブルラウンド(2部)

卓球

鵜飼 未羽
▶一般卓球(少年)

水泳

降籏 優実
▶25m背泳ぎ(2部)

丸山浩平
▶25m自由形(1部)
▶50m自由形(1部)

本郷 裕子
▶25m自由形(青年)
▶50m自由形(青年)

陸上競技

西村 艇兵
▶ジャベリックスロー(1部)

田中 奎太朗
▶走幅跳(1部)
▶100m(1部)

髙橋 有咲
▶800m(少年)

その他 選手や地域の皆さまの素敵なお写真をご紹介!

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