文学のまち大津 City of Literature Otsu
歴史を受け継ぎ今も輝き続ける大津の文学。
そこに関わる人やまちの物語を言の葉にのせて届けていきます。
大津市俳句連盟 会長 七里源一さん

私は50代終盤になって、妻から誘われ、俳句を始めました。
俳句は誰でも作れるし、誰でも気軽に取り組めるところが良いです。
小学生でも素直な秀句を作れるし、短い音数で自己完結した一つの世界を作り上げるところも魅力ですね。
好きな俳人は小林一茶。非常に分かりやすい句を多く残していて、しかも苦労していることが分かる奥深さがあります。
大津市俳句連盟では、春のさつき祭と秋の芭蕉祭や市民短歌・俳句大会※の運営、市内で開催される俳句大会の支援のほか、裾野を広げるための初心者教室を開催しています。

俳句はどんな年代にとっても人生を豊かにしてくれる素晴らしいものであると、これからも伝えていきたいと思います。
大津に縁のある俳人も多く、そういう歴史を多くの人に知ってもらい、俳句に興味を抱くきっかけにつながることを願っています。
※第25回大津市民短歌・俳句大会
誰でも参加可能です。魅力的な言葉の世界に浸る一日を過ごしてみませんか。
詳しくはこちら(第25回大津市民 短歌・俳句大会)
今号から新連載「湖都の言の葉」をスタート

大津市内の寺社で目にする機会の多いタラヨウの木。
タラヨウの葉は傷つけると黒く変色する性質があり、古くから願い事や心の内を葉にしたためられてきました。
大津の魅力を広く発信する思いを込め、ロゴを作成しました。