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【特集】あなたも今日から始めよう!環境に優しい生活とエコなまちづくり

まち・環境
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近年、さまざまな場所で熱波や大雨をはじめとした異常気象が起こっています。その原因とされているのがCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスの増加による地球温暖化。その進行を抑えるため、みんなで「省エネ」に取り組む必要があります。「エコなまちづくり」を進めるため、市ではさまざまな事業を行っています。

私たちは、「部屋の明かりをつける」「エアコンで涼む」「車に乗って移動する」「お風呂を沸かす」など、日々の生活でたくさんのエネルギーを使っています。このエネルギーは、化石燃料を燃やすことで生まれ、その際にはたくさんのCO2が排出されます。電気をこまめに消したり、車ではなく自転車や徒歩で移動したりすることが、CO2の排出を抑えることにつながります。

エアコンの設定温度を1 ℃ 上げると、約10%の節電に!

もし何も対策をしなければ、地球温暖化がさらに進行し、熱波や豪雨などの災害が増えることが予想されます。大津市も、ここ数年で平均気温が上がっています。平均気温が上がると、熱中症患者が増えたり、大雨で河川氾濫や土砂災害が発生しやすくなる可能性があります。地球温暖化防止は、まさに今、取り組まなければならない問題なのです。

市では率先して環境に優しいエネルギーを取り入れたり、市民の皆さんが環境問題を身近に感じられるよう楽しいイベントを実施したりしています。また、新しい取り組みとして、シェアサイクルの実証事業を始めました。

「エコ移動」を広めるため、シェアサイクルの実証事業を始めました。鉄道駅や大津港などにあるサイクルポートで自由に借用・返却ができます。
実施期間/来年3月31日(月)まで
設置場所/ JR、京阪電車の主要駅、商業施設など

利用方法・料金・設置場所はこちら

電気自動車や、再生可能エネルギーの導入を市役所が積極的に行うことで、市内への普及を促進します。

市有施設の太陽光パネル
公用の電気自動車

家族で楽しめる川での生き物探しやサツマイモ掘りなどの自然体験、企業・団体等を対象とした省エネ診断などを実施し、環境保全や地球温暖化防止の必要性について啓発を行っています。→紙面P4

※これらの事業は大津市地球温暖化防止活動推進センター(NPO法人おおつ環境フォーラム)に委託して実施しています。

これまでに市役所本庁舎新館の照明をLED化し、CO2の排出量を大幅に削減。今年度から来年度にかけてはさらに消防署・幼稚園・保育園・明日都浜大津など、他の市有施設でもLED化を進めます。

新館大会議室のLED照明

市内の対象店舗で、省エネ能力が高いエアコンや冷蔵庫を購入すると、最大2万円を補助します。

※補助は申し込みの上限に達した場合早期に終了することがあります。

対象店舗や交付条件はこちら

環境政策課・職員

大津市は、多くの山々とびわ湖に囲まれた、とても自然豊かな土地です。そのため、市民の皆さまの環境意識は高く、古くから琵琶湖市民清掃などの環境保全活動が盛んでした。しかし今、急速に進む地球温暖化の中で、これまで以上に市民一人ひとりの行動変容やライフスタイルの変革が求められています。
しかし、それは我慢や行動制限ではありません。少しの「できる」を積み重ねて、「デコ活※」を進め、みんなで持続可能でエコなまち・おおつを目指しましょう。 

※環境省が推進する「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」のことで、脱炭素(Decarbonization)とエコ(Eco)から生まれた愛称です。

  • お湯や水を流しっぱなしにせず、こまめに止める
  • 温水洗浄便座は温度を低めにし、使わないときはふたをする
  • 野菜などの食料品は旬のものや近場で作られたものを買う
  • 炊飯ジャーは4時間以上の保温をしない

  • 照明をLEDにしたり、家電の買い替え時に省エネ性能の高い商品を選ぶ
  • 家族ができるだけ一緒の部屋で過ごす

  • 近くへ行くときは自動車を使わず、自転車や徒歩で出かける
  • 自動車を運転するときは、急発進や急加速をしないでエコドライブを心掛ける
  • 正しく分別し、かんやびんはリサイクルをする
  • 土壌や水質汚染などを防ぐため、電池はリサイクルに出す
  • 使いきり・食べきり・水きり(「3きり運動」)を心掛ける

3きり運動のポイントはこちら

おおつエコライフチャレンジ

簡単な質問に答えるだけで、1年間に削減できるCO2の量や節約できる電気代などが分かるWEBサイトです。スマートフォンから気軽に参加できます。

こちらから今すぐチャレンジ!

NPO法人おおつ環境フォーラム(大津市地球温暖化防止活動推進センター)は、設立20年を超える市民活動団体で、市民・事業者・行政と協力し、持続可能な社会の実現に向けて、「地球温暖化防止」「自然保護・生物多様性保全」などの活動や環境学習に取り組んでいます。

イベント情報はこちら

自然家族事業「川の日」の様子
大津市地球温暖化防止活動推進センター
事務局長 杉江 弘行さん

当センターでは、地球温暖化をはじめ幅広く環境問題を考える「おおつ市民環境塾」や「地球温暖化防止セミナー」、ご家庭や事業者様向けの「省エネ簡易診断」、また、びわ湖をはじめとする自然フィールドでの生き物観察やサツマイモの収穫体験を通じ、親子家族で自然を楽しみながら学ぶ「自然家族事業」などを実施しています。→紙面P15

同センター☎077-526-7545

10月1日(火)から家庭ごみの収集曜日を変更します。市ホームページに公開しているごみ収集カレンダーを確認し、ごみ出しをお願いします。
8月下旬から9月上旬にかけて、地域・学区ごとの新しい収集曜日が記載されているリーフレットを全戸配布しますので、ご確認をお願いします。

10月からのごみ収集カレンダーはこちら

1.土曜日収集を廃止し、休日のごみ出しの負担をなくします。
2.ルート見直しにより収集作業を効率化し、CO2の排出量を削減します。
3.収集員の働き方を改善し、担い手の確保をしやすくします。


変更時期/10月1日(火)~
対象学区/長等学区、瀬田南学区、瀬田北学区を除く33学区
収集時間/学区によりこれまでと変わる可能性あり

※ごみ出しはこれまでと同じように収集日当日の朝5時~8時30分に行ってください。

株式会社 志賀衛生社 収集員 山田さん

今回の収集日変更により土曜日収集がなくなります。収集員のワークライフバランス改善につながるので嬉しいです。
収集中に皆さんから感謝の言葉をいただくこともあり、やりがいを感じているのですが、しっかりとくくられていない袋からごみが散乱したり、水切りできていない生ごみから汁が漏れたりして、困ることもあります。ごみの捨て方や分別に気を付けていただけると助かります。
きれいなまちを維持するために、引き続き頑張ります!

お住まいの地域に合わせて表示できるごみカレンダー、ごみの出し方の解説、品目ごとに検索できるごみ分別辞典など、ごみに関するさまざまな情報が入手できます。無料で配信していますので、ダウンロードして活用してください。

※10月以降のごみカレンダーは、アプリ内の「設定」から「エリア設定」の変更が必要です。

ごみ分別アプリ「分けなび」はこちら

8月5日(月)から、大型ごみの「戸別有料収集」と「自己搬入」の申し込みが、「LINE受付」から「インターネット受付」に変わります(大津市公式LINEアカウントから、インターネット受付へのアクセスも引き続き可能です)。

操作方法など詳細はこちら

誤った分別が原因で、ごみ収集車やごみ処理施設で火災が起きています。一人ひとりが責任をもって、適正なごみ分別をお願いします。

※販売店回収対象外の小型充電式電池などは、「びん」の日に同時収集します。出し方の注意点(ルール)は市ホームページへ。

小型充電式電池の処分方法はこちら

広報おおつWEB、8月号特集に関する
ご意見・ご感想をお聞かせください。
アンケートフォームは
こちら

紙面P2-4/環境政策課 ☎077-528-2760 
紙面P5/廃棄物減量推進課 ☎077-528-2802

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